ここが有名な代々木競技場なのか。初めて実物を見ました。特徴的な螺旋屋根は、まだ壊していない模様。一度中に入ってみたかった。・・・えっ? 壊さないの!?

代々木競技場

  案内 ~ 国立代々木競技場

国立代々木競技場(こくりつよよぎきょうぎじょう)は、東京都渋谷区にあるスポーツ施設である。第一体育館・第二体育館の他、インドアプールなどからなる。
1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開催に備えて建設された国立代々木競技場は、同大会のサブ会場として使用されたもので、メインアリーナとなる第一体育館(本館、または「代々木オリンピックプール」ともいう)では競泳競技が、第二体育館(別館)ではバスケットボール競技が開かれた。2020年に開催される2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場とする為新国立競技場を建て替えをする。
体育館の設計は丹下健三の手によるもので、丹下の代表的作品として名高い。第一体育館・第二体育館とも、吊り橋と同様の吊り構造の技術を用いており、第一体育館は2本、第二体育館は1本の主柱から、屋根全体が吊り下げられている。観客を競技に集中させるために考案された、内部に柱を持たない珍しい構造の建物である。
吊り構造の天井を安定させ、台風等の災害時にも問題が生じないように、油圧ダンパー(制震ダンパー)で屋根の振動を抑える構造を採用しているが、油圧ダンパーを制震目的で採用した建物は日本初となった。
建設地にはそれまで占領アメリカ軍施設・ワシントンハイツがあり、アメリカ軍との返還交渉の難航などから工事着工はオリンピック前年の1963年2月と遅れた。その結果、竣工は東京オリンピック開幕のわずか39日前までずれこみ、1964年7月以降は昼夜関係なく24時間体勢で建設が進められ、まさしく突貫工事での建設だった。
その評判は、東京オリンピックの時にアメリカ水泳選手団の団長が「将来自分の骨を飛び込み台の根元に埋めてくれ」と申し出たと伝えられるほどで、戦後の日本を代表する名建築として高く評価されている。また、この体育館を設計した功績により、国際オリンピック委員会(IOC)は、東京都、日本オリンピック組織委員会とともに、丹下健三を特別功労者として表彰している。

  地図 ~ 国立代々木競技場


 

  リンク集(参考サイト)

トップページ | 代々木競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL
会場:国立代々木競技場|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
国立屋内総合競技場(代々木競技場) – 東京オリンピック1964 – JOC
【世界遺産】代々木競技場を世界遺産に 推進団体結成「永久に残したい近代建築」(1/2ページ) – 産経ニュース
 

撮影年月:2018年05月
撮影場所:代々木
カメラ:Panasonic DMC-LX7


[ 更新記録 ]

初稿)2018年05月14日、街角アイキャッチ