銀座SIXのインスタレーション。新作は塩田千春さんの「6つの船」。

いったい何本のワイヤーで吊り下げているんでしょうか? それにしても、もう一隻は何処?

一隻足りない

  案内

本作品は、《6つの船》をテーマに最大で全長5メートルにもなる6隻の船が中央吹き抜け空間を飾ります。これまでも塩田氏の作品にはしばしば船がモチーフとして用いられてきました。船は人や物だけでなく、時間をも運びながらいずれかの方向に前進するものであり、「存在とは何か。生きているとはどういう意味なのか。私たちは何を求めて、どこへ向かおうとしているのか」を追求してきた塩田氏の問いに共鳴しています。新作アートでは、戦後多くの困難を乗り越えて復興を遂げてきた銀座の「記憶の海」を6隻の船が出航し、前進する様子を表現しています。6隻の船は異なる高さや向きで配置されているため、GINZA SIXの各フロアから見え隠れする船を眺めながら、ふと異次元を訪れるような想像の旅をお楽しみいただけることでしょう。
鉄枠、フェルト、ロープの素材で作られた6隻の船が、空間全体に張り巡らせた無数の白い糸によって吊り下げられており、鑑賞する位置や目線の高さによって見え方が変化する様子をお楽しみいただけます。近代日本の歴史が詰まっている銀座において、様々な困難を乗り越え、その度に発展を続けてきた銀座の“記憶の海”を出航し、前進する様子を表現しています。

【作品名】《6つの船》
【サイズ】全長14メートル×高さ8.5メートル
【展示場所】2F 中央吹き抜け
【展示期間】2019年2月27日(水)~10月31日(木)予定

 
 

 
 

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

GINZA SIX | GSIX | ギンザ シックスGINZA SIXに塩田千春の新作《6つの船》が登場。塩田が銀座の「記憶の海」を語る|MAGAZINE | 美術手帖
塩田千春「6つの船」 GINZA SIX – はろるど
塩田千春の新作インスタレーション『6つの船』がGINZA SIXの吹き抜けに登場 – アート・デザインニュース : CINRA.NET
 

撮影年月:2019年03月
撮影場所:銀座SIX
カメラ:Panasonic DMC-LX7


[ 更新記録 ]

初稿)2019年03月10日、街角アイキャッチ