写真が撮りたくてここまで来ました。

(^^)

江戸東京たてもの園

  レポート

小金井公園内にある江戸東京たてもの園。江戸・東京の建物を移設、保存。似たような展示は他にもありますが、これだけの規模のものは珍しい。東京都内にあるとは驚きです。

たてものの展示は大きくセンターゾーン、西ゾーン、東ゾーンに分かれています。センターゾーンにはビジターセンターとして使われている旧光華殿をはじめ、高橋是清邸など6棟。西ゾーンには三井財閥本家や前川國男邸など10棟。東ゾーンには千住にあった銭湯や神田にあった文房具屋、青梅街道沿いにあった旅館など14棟。その他に野外展示としてボンネットバスや上野消防署の望楼上部等々。気に入ったものを順に紹介しておきます。
 
 
常盤台写真館(西ゾーン)

板橋区の常盤台にあった写真館だそうです。安定した照度を得るために工夫がされているとか。七五三の写真とか撮ったのでしょうか。1937年(昭和12)の建築物。窓枠に時代を感じます。


 
 
デ・ラランデ邸(西ゾーン)
 
1910年(明治43)頃、新宿区信濃町にあった洋館。平屋だった洋館をドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデが3階建てに増築したとのこと。この赤と白が使い方が素敵。一歩間違えば漂流教室になってしまうところを上品に仕上げています。
m(^^)
 

 
 
万世橋交番(東ゾーン)

明治後期(推定)、千代田区神田須田町一丁目にあったという交番・・。あれ? いまも万世橋になかったっけ? 道を聞きやすそうなデザインです。
 
 


 
 
村上精華堂(東ゾーン)
 
1928年(昭和3)、台東区池之端にあった化粧品屋。戦争に進む時代にイオニア式の柱とか、その頃のトレンドだったのでしょうか?
 

 
 
空き地と土管(東ゾーン)

これは展示ではないのですが、空き地と土管。高度成長期の象徴のようでシャッターを切りました。オバケのQ太郎とかドラえもんが出てきそう。ベンチがお洒落過ぎなのだけが残念。
(==;
 


 
 
子宝湯(東ゾーン)
 
1929年(昭和4)、足立区千住元町にあった銭湯。千と千尋の油屋のモデルだったという話がよくでますが、私が思い出したのはゲゲゲの鬼太郎。銭湯の下駄箱からたくさんダルマが出てくる話があるのですが、あれはいったいなんて妖怪だったんだろう?

 


 
 
4輪駆動のボンネットバス

4輪駆動のボンネットバス。四輪駆動! ボンネットバス!! なんかカッコいいです。広小路を走ってたんだ。
 
 


 

時間がなかったので、建物の中までは見れませんでした。今度は何時来れるなかぁ・・・。 

  案内 ~ 江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園は、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。東京都墨田区にある東京都江戸東京博物館の分館である。
小金井公園には1954年から1991年まで、古代住居や江戸時代の農家を移築・展示する武蔵野郷土館があったが、江戸東京博物館の開館に合わせて、武蔵野郷土館を拡充する形で1993年(平成5年)3月に開園した。
高い文化的価値がありながら現地保存が困難となった江戸時代から昭和初期までの30棟の建造物を移築復元し展示しており、開園20周年となる2013年(平成25年)3月に最後の1棟となるデ・ラランデ邸の移築復元が完成した。
宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』(2001年)の作画には、たてもの園の銭湯や下町の商家建築のデザインが参考にされた。この縁で2002年には園内で「千と千尋の神隠し展」と映画「千と千尋の神隠し」の屋外上映会が開催された。シンボルキャラクターの「えどまる」は宮崎のデザインである。

 

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園 – Wikipedia
東京でレトロ体験ができる「江戸東京たてもの園」がいい感じ!! – NAVER まとめ
懐かしい建物がいっぱい!江戸東京たてもの園に行ってきた 
 

撮影年月:2017年05月
撮影場所:東小金井
カメラ:Nicon CoolPix S3700



[ 更新記録 ]

初稿)2017年07月22日、街角アイキャッチ