久々の青空。なので今日が友二郎の履き初め。近所の公園を散歩してみよっと♪
下駄箱から友二郎を取り出し、シューキーパーを外します。靴紐をもう一段ゆるめ、靴ベラを添えて足を滑り込ませる。やっぱり、足がすっぽり入るのが気持ちいい。
でも靴紐を絞るのが一苦労。ダイエットの効果は出てますが、まだまだ腹に贅肉が残っている状態。まず屈むのが大変です。なんとか紐を絞って、蝶々結び。はぁはぁ。右足完成です。
同じことを左足でも繰り返し、やっと外へ。玄関の鍵を閉めて、門を抜けたところで気が付きます。
・・・あっ、マスクするの忘れた。(+_+)
門に戻って、玄関の鍵を開けて、右足の靴紐をほどいて脱ぎ、左足の靴紐をほどいて、脱いで・・・。マスクを着けて、一段落。さぁ最初っからやり直しだ。(^^;昔も同じような事があったような。
近所の公園へ。初めて外を歩くとは思えないフィット感。靴ズレする気配すらありません。
革靴は靴ズレとワンセット。靴ズレは既製品の靴を、自分の足に合わせるための通過点。無くすことのできない儀式だと思ってたのに。
通勤で履いてるリーガルのローファーは大変。もう何足めだろう?毎回靴擦れがひどく、慣れるまでが地獄。でも逆に慣れてしまうと楽。履き倒し、ボロボロにしちゃいます。
前回はボロだけでなく、歩くと幼児のピコピコサンダルのように音がし始めたので、泣く泣く買い替えました。未だ慣れず、今は親指の爪の付け根が痛くなると言う、新手の靴ズレと戦っています。それに比べると友二郎は・・・。
シャノン(チャーチ)を履き始めた時も同様。しばらく靴ズレに悩まされました。ただその期間が短かったような。リーガルはマメとか、皮が厚くなったりして、足が靴に合っていくのですが、シャノンの場合、靴の方が足に合わせて来るような気がします。履き始めると、各パーツの縫い目が絞られて、調整が始まるみたいな。気のせいかなぁ。
さて、友二郎。木型のモデルの人が、私と血の繋がりがあるのではと思うほどぴったり。もっともまだ、一時間程度の散策。これからが本番なのかもしれないけど。
このまま、靴ズレはないのか。青空、入道雲。いつもの週末街歩きに。
少し、早めに家を出て、東京駅で降ります。どこかいい撮影スポットはないかなぁ。足元を狙うことって少ないからなぁ。
なかなか、靴の魅力を引き出すのは難しい。ましてや、セルフィーとなると。お気軽な撮影用ドローンって、売ってないのかな。
ここでKさんと合流。その後、五時間ほど丸の内・銀座をウロウロしましたが、まったく靴ズレは無し。なんか、逆に「つまらない」ほどです。
そろそろお腹が空いてきた。また、小籠包でも食べようか。
やっぱり、ここの小籠包、美味しいよね。
満腹、満腹。落ち着いたところで、私が友二郎のフィット感に付いて話始めると、Kさんから驚くべき一言が。
「メンズはみなそうなのかも知れないけど、友二郎は実用的で合っても、お洒落ではないね」
「え~~~っ!?・・・茶色いのに」
とてもお気に入りなのに、そうなのか。サントーニの方が、良かったかな。
いや、この友二郎に足りない物があるとすれば、それは時間だと思う。もう二、三年履き続ければ、味が出てくると思うんだけど。それこそお洒落。それを期待して、履き続けていきたいと思います。
おわり
■ 商品紹介 ~ 友二郎 ブラウン
マスターピースストレートチップ【友二郎】
【デザイン・ラスト】
三陽山長の最も定番的なストレートチップ【友二郎】 シンプルなデザインにアイレット横スワンネックステッチが特長となっています。 木型は小振りなヒールカップ、絞り込んだ土踏まず、低く抑えた二の甲によるしっかりとしたホールド感が特長のラウンドトゥR2010を採用しています。
【素材】
履きこめば履きこむほどにエイジングをし、磨けば磨くほどに光沢を発するきめ細やかなインポートレザーを採用しています。 また、靴になった後に職人が一足一足手作業にて丹念に染色を行なう「ハンドフィニッシュ」を施しています。アンティーク調のムラ感や鮮やかな色彩が特長です。
素材/牛革
製法/グッドイヤーウェルト Goodyear welt
ラスト/R2010
ソール/レザーソール Leather sole
カラー/ブラウン Brown
サイズ展開/6~9 1/2
価格/¥80,300
【 公式サイト 】三陽山長