細く急な坂。軽くカーブしています。これで暗かったら・・・。そんなことを気にしているのは私だけ。その横を大型の外車がグイグイ登っていきました。
暗闇坂と呼ばれている坂は全国にあるもよう。
案内 ~ 暗闇坂
名前の由来は、昼間でも暗いほど鬱蒼と樹木が茂り、狭い坂道に覆いかぶさっていたからといわれる。暗く見通しの悪い急な坂道のためか、妖怪、幽霊が出没するなどといった伝説が生み出された。実際に追い剥ぎなどが現われる物騒なところであった。同様な命名として幽霊坂という坂も多い。
坂はかなりの急勾配で、下から見て右側が高い崖になっていて、かつては木々が覆いかぶさるように茂っていたが、現在は木が少なくなり昔日の面影はない。中腹の(坂の下から見て)左側にオーストリア大使館が建っている。さらに上ってゆくと道は大きく左に曲がる。
坂の上には一本松と呼ばれる松の木がある(冠の松ともいう)。この松は明治以後二度植え替えられているが、『江戸名所図会』にも麻布一本松として紹介されている。一本松の交差点は暗闇坂、一本松坂、大黒坂、狸坂と四つの坂の合流点となっている。
地図 ~ 暗闇坂
リンク集(参考サイト)
撮影年月:2018年05月
撮影場所:元麻布
カメラ:Panasonic DMC-LX7
撮影場所:元麻布
カメラ:Panasonic DMC-LX7
[ 更新記録 ]
初稿)2018年05月27日、街角アイキャッチ