国立西洋美術館、常設展 中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とフランス近代彫刻 を見てみました。

絵画 / ジョアン・ミロ

  レポート

そういえば、怖い絵展が始まっているんじゃなかったっけ? そのまま、西洋美術館へ。行くと展示は明日から、それにここではなく上野の森美術館でした。
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それではと、西洋美術館の常設展でも見るとするか。空いててくれるとありがたいんだが。
  
 


 
 

 
 
西洋美術館は、あのル・コルビュジエの設計。中にいて心地いいのはそのせいか・・・。

写真を撮るのは気を付けなければなりません。中には撮影禁止のものもあるからです。気になった作品を上げていくと。
 
 
ソドムを去るロト。ロトが誰なのかよくわかりませんが、ドラクエのロトの鎧とかは、ここからきているのでしょうか。
どこかで見たことがある光景だと思ったら、デイケアに向かう父の姿でした。ヘルパーさんとデイケアの人に囲まれてバスに乗るところ。もっともこちらはニコニコ顔で乗り込んでいきますが。
(--;
  
  


 
このブドウ。光ってます。油絵具でどうやって輝かすことができるのか。夜光塗料の高級なやつかな、調べてもそのことに触れているサイトはなし。謎はまったく解けません。だれも不思議に思わないのがまた不思議。
 
 

 
丸い額縁ってものがあるのか。絵よりも額が凄い。装飾がまた凄い。額縁にもっと光を!
  
 

  
遠くから見てもモネとわかります。でもセーヌ河とはわかりませんでした。風に靡(なび)く叢(くさむら)かと思いました。
 
 

  
怖い絵展に飾られていても、違和感がなさそう。なぜ、あひるの絵というタイトルなのでしょう。
ふっくらとした女の子は実はあひる? 下にいるあひるの子(2羽)が目立たな過ぎなところに、本当の怖さがあるような気がします。

調べたところ、この絵のタイトルは醜いアヒルの子からきているらしい。ミレイひどい。 
 


 
 
抽象的な絵。観てて不思議に落ち着きました。この手の絵は目に優しい。もうすぐ私は人間顔も抽象的に見えるようになるのもしれません。待ち遠しいなぁ。
 
 

 
 
常設展、鑑賞終了。人生を変えるような作品との出会いはありませんでした。残念。
 
 


 
これはボルトのポーズ。でもヘラクレス、あまり足は速くなさそうです。 
  
   
 

  案内

国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基として、1959年(昭和34年)に設立された。実業家松方幸次郎は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還(一部名画は未返還)」される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。
本館の設計はル・コルビュジエによるが、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。なお新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計した。
現在は松方コレクションに加えてルネサンス期より20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している。なかでも西洋のオールド・マスター(18世紀以前の画家)たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。「西美(せいび)」の略称で呼ばれることもある。

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

国立西洋美術館
国立西洋美術館 – Wikipedia

撮影年月:2017年10月
撮影場所:上野公園
カメラ:Panasonic DMC-LX7



[ 更新記録 ]

初稿)2017年11月01日、街角アイキャッチ