★[文房具]スーベレーン M400(ペリカン) 追記あり


● ブログの記事を考えるのは、もっぱら電車の中。長い通勤時間の有効利用法の1つです。長い間、キーボード付きのPDAやケータイ、スマホを使っていましたが、そういった機種はニーズがないのか、ついに絶滅。仕方がないので、最近はノートにメモをしています。昔はそうだったので、初心に帰っただけなのですが・・・。

でも大きな違いが1つ。それは万年筆を使っていること。パイロットのKakunoを試していて、その良さに気付き、1本いい万年筆がほしいと思ってました。なので今年のクリスマスプレゼントとしてKさんにおねだり、買って貰いました。
ブイブイ( ’ー’ )v

もう半年も前から選んでいたのはペリカン。スーベレーン M400です。
  

● 選択理由はそのデザイン。黒ベースに緑の縦縞。金色のベン先、ペンカン口のクリップ。渋い!!
一目見て、即決しました。人気もあるようだし、値段も予算範囲内だし。購入したのは、最近丸の内にオープンした伊勢丹サローネです。

試し書きをしようとしたら残念ながらM600とM800しか在庫なし。なので大きさの近いM600で試し書き(ペリカンのスーベレーンシリーズにはその長さと太さで何種類かのバリエーションがあります)、ペン先はEF(極細)に。取り寄せてもらいました。

届いたのがこれです。
  
  


■ スーベレーン、M400 ■

 
 
● 書き味は・・・。ペン先を落とした時から感じる安定感。アルファベット文化のペン先と思いきや、ひらがな・漢字も違和感なく書けます。図形を書こうと各方向へペン先を動かしても、いつもとても滑らか。これはいい。
(^^)/

これは錯覚かもしれませんが、万年筆だと文章を思いつくスピードが1.2倍になるような気がします。
まず紙に文字を書くという行為は、子供の頃からの行っているので体に染み込んでいるのかも。キーボードで打つより文章と自分の間の距離が縮まる気がします。

それによい万年筆だと文字のカスレや紙への引っ掛かりを気にすることがなく、考えたことがそのままノートに書き出せます。滅多に良いフレーズが思いつかないので、思いついたときは確実にメモれる。これは重要です。

これは一生ものかなぁ。使っているとだんだん物足りなくなって、M800やM1000がほしくなるらしいのですが、しばらくはこれで楽しめそうです。
 
 


■ ペリカンマークのペン先 ■

 
 
 
 

■ ペリカンロゴの天冠 ■

 
 

 
 


■ ペリカンのくちばしのようなクリップ ■

 
 

 
 


■ 愛用のノートと ■

  
 


追記)2016年02月20日 二ヶ月ほど使ってみて。

● ペン先が紙を擦る感覚が気持ちいいです。

● インクは吸引式なので環境にやさしい、そして経済的です。インク壺の2つめを買って、1つは会社にも置いています。
吸引は尻軸を回して行います。一回の吸引でたっぷり補充できます。

● インクの残量がわかることが判明。ちょっとわかりにくいですが、ペン先を下に向けた状態で、胴軸をみるとストライプの間だからインクを見ることができます。

● キャップはねじ式。味わいがあります。あまり手間には感じません。書き始める前のルーティーンと思ってます。
(^^)
● 外したキャップを尻軸にセット、軽く乗せただけなのに、驚くほどフィット。抜くのに少し力を要します。不思議だ。
 
 
 

   


不動の人気を誇るペリカン社の
ロングセラーモデル
( オムニセブン )

  
 
 


■ ブランド紹介 スーベレーン(ペリカン)


● ペリカン社は1832年にドイツ・ハノーバー・シュタインフーデ湖の小さな工房で、絵の具の生産を開始したのが始まり。
● 1878年には品質を保証するため、当時ヨーロッパでも珍しかった商標を登録。そのモチーフとなったペリカンの母子像は、ギュンター・ワーグナー家の家紋でもあり、ヨーロッパでは古来より母性愛の象徴とされている。
● 20世紀初頭にはインクのトップメーカーとしてその名を世界中に知られる存在となり、1929年、ついにペリカン初の万年筆が誕生。この時に開発された吸入メカニズムは画期的な精度で、ペリカンは万年筆ブランドとして一躍注目を集めるようになる。
●「スーベレーン」シリーズは、。ドイツ語で「優れもの」の意味。

 
【 公式サイト 】Home – Pelikan