分倍河原、花暦

キツネノカミソリ、ヒガンバナ科の多年生草本球根植物。

7月、キツネノカミソリ

明るい林床や林縁などに自生する。早春のまだ他の草が生えていないうちに、狭長の葉を球根から直接出して球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には一旦葉を落とす。

盆(8月なかば)前後になると花茎を 30〜50cm ほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせる。雌雄同花で花弁は橙色が 6枚。

本種には、結実するものと、しないもの(三倍体、2n=32)がある。
葉の形、花と葉を別々に出すところ、および有毒植物である点などではヒガンバナと共通するが、花の形、および葉と花を出す時季は異なる。

 
 
 

撮影年月:2016年07月
撮影場所:分倍河原
カメラ:Nicon CoolPix S3700



[ 更新記録 ]

初稿)2016年08月04日、街角アイキャッチ