★[文房具]ツイストノート(リヒトラブ)


● ブログを書くのにベストの筆記具は何か? 私は普通にキーボードだと思っていました。どの道最後はテキストを電子化してアップロードをしなければならないんだし、修正も綺麗にできるし。でも最近それが、フリクション(消せるボールペン)になり、ペリカン(万年筆)になりました。

やっぱり考えをまとめるのは紙に書くのが一番。そう気付かせてくれたのがフリクション。それプラス、アイデアを生み出してくれるのがペリカンという整理です。書くという手の動きは、脳に特別な刺激を与えるのでしょうか? あのペン先のしなりがひらめきを生むのでしょうか?

さて、今回紹介するのは万年筆と切っても切れないノート。ツイストノートです。これも今ではなくてはならないアイテム。何点か改造も加えているので、それも合わせてのレポートです。
 
 


■ ペリカンとツイストノート ■

 
 
● まずは基本情報から。ツイストノートはリヒトラブ社が販売しているノート。見た目普通のリングノートです。でも大きな特徴が。それは中央のリング。軽くねじる(ツイストする)だけでノートを入れ替えることができます。この構造のため、バインダーなのにコンパクトで軽量。このアイデアで2013年の文房具大賞を受賞しています。
 
 

■ 軽くねじって、オープン ■

  

ツイストノートをどのように使っているのか、その説明の前に、私の記事の書き方を説明します。こんな感じです。

(1)思いついたことを、バーっと書く。
 
  この時右ページしか使わない。右利きなので左ページに文字を書こうとすると、中央の綴じ部分が手に当たって気になるため。

(2)文章に順番を付ける。また読み直して、修正・追記する。
  
  以前はフリクションを使い、消していましたが、量が多いために、その方法は無理と判断。今は斜線で消してます。

(3)修正や追記が限界に達したら、別のページに書き写し、さらに修正・追記する。

※(2)から(3)を繰り返す。必要により、ページの順序を変えたり、部分的に移動する。

このようなことをするのにツイストリングノートは便利です。でも(3)をより簡単に行うために、1つ改造をしています。それは

「 ノートの綴じ穴を、反対側にも開ける 」

です。こうすることで、書いたノートを左側にシフト、それを見ながら右ページに転記することができます。穴あけには同社のワンサードパンチを使っています。

  


■ ノートの反対側にも綴じ穴を ■

 

  


■ スライドして、転記。 ■

 
 
 

■ ワンサードパンチ ■

 
 
 
● もう1つ手を加えているのは表紙と裏表紙。ツイストリングはカラフルな表紙が選べてうれしいのですが、ポリプロピレン製。すぐにヘタってきます。リングノートなら穴の間隔が同じものが多いので、他のノートの表紙も使いまわせます。(多少すべりは悪い)

でもなかなか丈夫な表紙が見つからず、結局たどり着いたのは同じツイストノートのシリーズのレーザーツイストイメージノート。普通ツイストノート(A5)は400円程度。でもこちらは1400円。表紙が1000円する計算です。それでも裏表紙はポリプロピレンなので、私は2冊(橙・黒)購入し、それぞれの表紙を表紙と裏表紙として使用しています。これはかなり丈夫。これで書きことに集中できるようになりました。
 
 

 
 
 

● 私はA5の方眼用紙ばかりつかってますが、サイズもフォーマットも豊富。自分にあったものを探して使うことをお勧めします。

 

  
 

  
  
 


■ ブランド紹介 リヒトラブ


● 株式会社リヒトラブ(Lihit Lab., Inc.)は、大阪市中央区農人橋に本社を置く事務用品メーカー。
● リヒト(LIHIT)とは、ドイツ語で光(light)のこと。正しいドイツ語での表記は、Lichtである。ラブとはlaboratory(研究所)の略称で、宇宙開発に貢献したスカイラブやスペースラブのニュアンスに肖り、未来に光を射す最先端の研究基地でありたいとう同社の思いが込められている。また、創業者の田中経人(たなかのりひと)にも掛けている。
 
【 公式サイト 】株式会社リヒトラブ|人と環境と情報のすてきな関係を提案し続けます