★ キュリダス(プラチナ)


万年筆を買いました。今回はプラチナのキュリダスです。大きな特徴は万年筆なのにノック式ってところ。そう、万年筆なのにノック式なのです。(大切なことなので2度書きましたw)

ただノック式にしただけだと、インクが早く乾いてしまいます。そこでキュリダスでは内蓋を追加、ペン先を引っ込めると自動的にそれが閉まる仕組みになっています。1965年に一度発売、それが2020年に55年ぶりに復活してたらしいです。知らなかったぁ~。
 
 

 
 
以前、ペリカンの万年筆の話を書きました。書き味の良さ、それが脳への刺激になること。その後、使っていて、さらにわかったことが。それはインクの持ちの良さです。

半年くらい使わなかった時があったのですが、キャップを取り書いてみると、当たり前のようにスラスラ書けました。おぉ。ペリカンはキャップ式、それもねじ込み式。ちょっと面倒ですが、あれはこのためだったんだと感心しました。安い万年筆だと、半年たったらインクは全部蒸発しちゃいますから。

でもキャップの開け閉め、頻繁になってくると面倒。電車の中でメモする時とか、特にです。そんな時、見付けたのがキュリダスです。
 
 

 
 
ちょっとカートリッジの充填に時間がかかりましたが、使い方は簡単。普通のボールペンのようにノックをすれば、ペン先が表れます。
 
 

 
  
書き味は万年筆のそれそのまま。インクの掠れもなく、スムーズです。ちょっとまだ内蓋がどの程度有効なのかは不明ですが。
 
 

 
 
使いやすそうなので、コンバータも追加注文しました。しばらく、遊べそうです。
 
 

 
 

  


■ 商品紹介 ~ キュリダス(CURIDAS)

変化の激しい今日、ビジネスにおいてはさらなるスピードが求められています。
「いざメモを取ろうと思ったのに、キャップに手間取りメモを取り損ねた。」
「片手が塞がっていてキャップを開けられない。」といった、
キャップ式の万年筆が抱える課題に対応したノック式の万年筆「キュリダス」が登場します。
ノックによりペン先を繰り出す機構とCURIOSITY(好奇心)の造語から命名した「キュリダス」は、
その意味が示すようあらゆるものに興味を持ちアクティブな人のための万年筆です。

ノック式でも乾きにくい
ペン先の乾きを最小限に抑えいつでもさらさらと書き出せます。
01 筆記しないときはフタが閉じてインクの水分蒸発を抑えます。
02 ペン先収納部には柔らかな材質を使用して気密性を高めています。
03 ペン先収納部の気密空間を小さくしてインクの水分の蒸発を抑えています。