【蘊蓄】
松重 豊(まつしげ ゆたか、1963年〈昭和38年〉1月19日 – )は、日本の俳優。ザズウ所属。かつては東京サンシャインボーイズ、蜷川スタジオに参加していた。
自身の名前の由来は、大相撲の大関初代豊山(時津風部屋)であると親から聞かされたという。好角家としても知られる。贔屓の力士は時津風部屋の2代目豊山(元小結)。
生まれた時はその病院で最大の子供で、子供の頃に学校で並ぶ時は後ろから2番目だった。
身長は一時は190cmにまで達したが、その後加齢によって188cmに縮んでしまったと独白している。
父親は酒が入ると暴力が絶えず、『巨人の星』の星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返す人であったが、松重にとっては日常茶飯事の光景であったこともあり「普通の家庭に育った」と述懐している。
高校の先輩に陣内孝則がいる。NHKの楽屋で対面した際に「自分も西南です」と挨拶して以来親しくなり、陣内が監督した映画にも出演している。同じく高校の後輩には俳優の鈴木浩介もいる。
ラジオを聴くのが好きで、「ラジオに育てられた世代」「レコードを気軽に買える訳ではなかったから、情報と音楽はラジオ」と語っている。
かつて住んでいたマンションの隣室には、後にプロサッカー選手となる三笘薫の一家が住んでいた。三笘が小学生の頃、自宅の鍵が掛かっていた時に松重宅のリビングのソファでゲームをしながら母親の帰宅を待っていた。
(松重豊 – Wikipedia)