現在は長期休館中。

日比谷公会堂

 
  

  案内

東京市長でもあり、中立な市政のための調査機関の必要性を訴えていた後藤新平の主張に安田善次郎が共鳴、当時としては巨額の350万円の寄附を得て、「東京市政調査会(市政会館)」およびそれに併設する公会堂として計画された。
建物は指名設計競技で一等となった佐藤功一の設計になるもので、1929年に竣工した。現在も同建物(市政会館)内に公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(旧 東京市政調査会)がある。ちなみに開場式で、新聞を破いた音が参加者全員に聞こえたという。関東大震災の教訓から、地盤は2000本を越す松材で固められている。
1975年のバイエルン放送交響楽団来日公演では、指揮者のラファエル・クーベリックが「日比谷公会堂の音響に問題がある」としてプログラムを変更する事件が起こっている。
戦前から政治演説会や国民(人民)大会が数多く行なわれた場所でもある。自由民主党はこの日比谷公会堂で総裁公選を執行するための臨時党大会を何度も開いている。1960年10月12日の浅沼稲次郎暗殺事件は、この日比谷公会堂における立会演説会での出来事である。
2014年12月25日、日比谷公会堂を管理する東京都が、施設の老朽化及び耐震化を理由とした大規模改修工事を実施するため、2016年(平成28年)から改修工事終了まで施設の使用を休止すると発表した。

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

日比谷公会堂/日比谷野音 公式HP
 

撮影年月:2017年12月
撮影場所:日比谷公園
カメラ:Panasonic DMC-LX7



[ 更新記録 ]

初稿)2018年01月06日、街角アイキャッチ