上野動物園

俺は田舎のプレーリー

  レポート

人だかりの中にプレーリードッグ発見。これは可愛い。お母さん、子供達に大人気です。それにしてもプレーリー、何故みんながみんなに背を向けているドック? 長い間同じメンバーで狭い檻。仲が悪いのかなぁ。
  
 

  
 
どの方向から敵が襲ってきても、すぐ気がつくように円を作る・・・。あれって、プレーリードッグだったっけ?
 
 

  案内 ~ プレーリードック

プレーリードッグ (prairie dog) は、ネズミ目(齧歯類)リス科プレーリードッグ属の動物の総称。すべてが北米原産で、北米の草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴をつくり、群れで生活する。体長30-40cmほどで、毛色はおおむね淡い茶色。草食で、ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)、イネ科の植物を好む。プレリードッグとも呼ばれる。
雄1匹に対し、雌数匹という一夫多妻制で、コテリーと呼ばれる家族を形成する。なわばり意識が強く、他のコテリーの雄が進入してきた場合、互いにお尻の臭腺から臭いを出し威嚇し合う。なわばり争いでは敵対する雄を生き埋めにすることもある。稀に、埋められた穴の反対側から生還する個体もいる。また、口と口でキスをしたり、抱き合ったりすることで挨拶を交す。
巣穴は地中深く複雑になっており、出入り口も複数存在する。巣穴内の平均気温は年間を通し、15 °C前後といわれている。巣穴周辺の草がプレーリードッグの身長より高く育つと、プレーリードッグは視界確保のためにそれらを刈り取るため、草原が荒れることはない。刈り取ったあとにはやわらかく栄養価の高い草が伸びてくるため、コテリー周辺にはそれを求める動物が集まる。逆にプレーリードッグのいなくなった草原は荒れ、砂漠化が進む。

 

  地図

 

  リンク集(参考サイト)

上野動物園公式サイト – 東京ズーネット
恩賜上野動物園 – Wikipedia
動物図鑑/オグロプレーリードッグ
 
 

 

撮影年月:2011年06月
撮影場所:上野恩賜公園
カメラ:Olympus E-PL2

[ 更新記録 ]
2稿)2017年09月17日、街角アイキャッチ
初稿)2011年06月28日、七人の見たもの