コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。

3月、こぶし


 
果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがある。この果実の形状がコブシの名前の由来である。
高さは18m、幹の直径は概ね60cmに達する。
3月から5月にかけて、枝先に直径6-10cmの花を咲かせる。
花は純白で、基部は桃色を帯びる。花弁は6枚。枝は太いが折れやすい。
枝を折ると、 芳香が湧出する。
アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれる。それぞれ、アイヌの言葉で、「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つ。
樹皮は煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれる。


  
 

撮影年月:2017年03月
撮影場所:分倍河原
カメラ:Nicon CoolPix S3700



[ 更新記録 ]

初稿)2017年04月08日、街角アイキャッチ