分倍河原、花暦
ヒガンバナ、彼岸花と書く。珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれる。

全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。
道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。
その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 – 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に苞に包まれた花序が一つだけ付く。苞が破れると5 – 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。
花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含む有毒植物。経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもある。
彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。
別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、「天上の花」という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。

 
 
 

撮影年月:2016年09月
撮影場所:分倍河原
カメラ:Nicon CoolPix S3700
Flickr:Bubaigawara – Hurricane lily



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初稿)2017年01月28日、街角アイキャッチ