● 五重塔、鉄筋コンクリート製なので安心。

● 各階に屋根があるなんて発想、現代人にはできません。七堂伽藍(しちどうがらん)のひとつらしいけど、なぜ五なのかも興味深い。
 
 

■ 案内

● 再建前の塔は慶安元年(1648年)の建立で本堂と同様、関東大震災では倒壊しなかったが昭和20年(1945年)の東京大空襲で焼失した。● 現在の塔は本堂の西側、寛永8年(1631年)に焼失した三重塔の跡地付近に場所を移して、昭和48年(1973年)に再建されたもので鉄筋コンクリート造、アルミ合金瓦葺き、基壇の高さ約5メートル、塔自体の高さは約48メートルである。
● 基壇内部には永代供養のための位牌を納めた霊牌殿などがあり、塔の最上層にはスリランカ・アヌラーダプラのイスルムニヤ寺院から招来した仏舎利を安置している。
● なお、再建以前の塔は東側にあった。その位置(交番前辺り)には「塔」と刻まれた標石が埋め込まれていたが、平成21年(2009年)、新たに「旧五重塔跡」と記された石碑が設置された。周辺には木が植えられ、憩いの場となっている。

■ 地図

■ リンク集

 
あさくさかんのん| 浅草寺 せんそうじ
 
    
 

撮影年月:2006年09月
撮影場所:浅草
カメラ:Panasonic DMC-FX07



[ 更新記録 ]

2稿)2016年04月25日、街角アイキャッチ
初稿)2006年09月22日、七人の見たもの