★[アニメ]サイボーグ009のすべて

● 白黒時代が懐かしい。アニメ、サイボーグ009の情報です。



● 放映期間:1968/04/05~1968/09/27
● 放映日時:毎週金曜 19時30分~20時00分
● 放送局:NET(現 テレビ朝日)
● 放送回数:全26話

● 原作:石ノ森章太郎
● キャラクターデザイン:木村圭市郎
● 音楽:小杉太一郎
● アニメーション制作:東映動画
● モノクロ

● 009:田中雪弥(森功至)
● 001:白石冬美
● 003:鈴木弘子
● 007:曽我町子
● ギルモア博士:八奈見乗児





【 エピソード 】
● TVアニメ第1作。通称旧ゼロ。
● 先行して劇場版2作(サイボーグ009、サイボーグ009 怪獣戦争)が作られ、その後テレビシリーズが始まった。
● 演出は映画2作とテレビシリーズともに芹川有吾が担当。音楽は小杉太一郎が担当し、映画用の曲はテレビにも使用された(テレビシリーズ用に新曲も作成されている)。これらの楽曲は、以後の複数の東映動画作品に流用されている(タイガーマスク、マジンガーZなど)。
● 映画『怪獣戦争』の主題歌(第1作では挿入歌として使用)は、テレビシリーズでも継承された。その際、メンバーの名乗りが曲の前に入れられたが、このアフレコでは、009役の田中雪弥(森功至)が中々タイミングを合わせることができずNGを連発した。
● テレビシリーズは、1970年代前半まではNET夕方の再放送枠や、夏休み朝の特別編成『夏休みまんが大会』でしばしば再放送されたものの、同年代後半からは地上波では再放送されていない。
● アニメ化にあたって以下のような変更が加えられた。テレビシリーズではキャラクターデザインが変更され、髪形や表情が原作に近づけられている。ただし原作の石森はこのアニメ版のキャラクターが自分の絵柄と違うことに不満を抱いており、脚本の辻真先は直にクレームを聞かされたという。

・009は脱走犯からレーサーへ。
・009は混血の栗毛を黒髪へ。
・009は前髪を垂らすのをやめ、両目が見えるように(テレビシリーズでは原作寄りに修正)。
・コスチュームを009のみ主役として際だたせるため赤から白へ。003のみピンク、他のメンバーは紫。
・マフラー使用は009のみ。色も赤へ。003は青いバンダナ風のマフラーを使用。
・加速装置の設定をオミット。そのため009はじめ原作では加速装置を装備するサイボーグが、単に走行や跳躍能力が常人より優れているという描写になっている。
・007のキャラクターが、主な視聴者である子供を反映してか大人から子供に変更。

特に007の設定変更は、原作者の石ノ森はやや不満だったが子供たちからは好評で、当時のキャラクター人気投票で1位を獲得し、変身能力は持ち合わせてはいない007が主人公である短編の「サイボーグちゃん」が描かれた。原作漫画でも、007は「永久変身」として、子供の姿が基本になったことがある。
● 当初テレビ局が予定していた番組が諸事情により制作中止になり、急遽依頼された作品だったという。そのため、劇場版の実績があり、原作も存在する本作が、準備期間が掛からないという理由で採用されることとなった。基本設定やキャラデザイン、声優の多くは劇場版を引き継いだものとなっている。テレビ局側は、穴埋め用の作品なので、人気が出ても出なくても半年で終了、その代わり打ち切りはしないという条件を提示した。そのため、制作期間が短いことを除けば、ほとんど制約を受けることなく、当時のテレビアニメとしては考えられないほど自由な環境で作ることが出来た。
● 第16話「太平洋の亡霊」と第2話「Xの挑戦」は、ビデオが普及していない1970年代後半のファンの自主上映会でよく上映されるエピソードだった。
● 放送終了後に再び劇場版制作の話が持ち上がったものの、実現しなかった。






 



【001】1968/04/05 恐怖の怪人島
【002】1968/04/12 Xの挑戦
【003】1968/04/19 南極の対決
【004】1968/04/26 宇宙魔人
【005】1968/05/03 あゝクビクロ
【006】1968/05/10 ガラリア王救出作戦
【007】1968/05/17 消えたスクール・バス
【008】1968/05/24 金色の目の少女
【009】1968/05/31 悪魔は夜歩く
【010】1968/06/07 地底の黄金宮殿
【011】1968/06/14 黄金のライオン
【012】1968/06/21 天かける巨人
【013】1968/06/28 悪魔城の秘密

【014】1968/07/05 呪われた砂漠
【015】1968/07/12 悲劇の獣人
【016】1968/07/19 太平洋の亡霊
【017】1968/07/26 幽霊同盟
【018】1968/08/02 わが父は悪魔の使徒
【019】1968/08/09 恐怖の原潜シースネィク号
【020】1968/08/16 果てしなき逃亡
【021】1968/08/23 幻の騎馬軍団
【022】1968/08/30 復讐鬼(前編)
【023】1968/09/06 復讐鬼(後編)
【024】1968/09/13 非情な挑戦者
【025】1968/09/20 よみがえれ!不死鳥
【026】1968/09/27 平和の戦士は死なず
 
 
 




● その頃私はほんの子供。幼稚園児だったと思います。父と母が通う町工場、2人の仕事が終わるまで、私は一人奥の小さな部屋でテレビを見て待つ決まりでした。そこで見た番組の1つがサイボーグ009です。再放送だったのかなぁ。今でも忘れていないシーンを少々。
● ワン、トゥ、スリー、フォー、・・・。無機質な音楽にサイボーグたちが1カットづつ登場、ナインまでくると音楽が一変、颯爽と登場する009。運転するスポーツカーはあまりの速さに一回転、そして新幹線より早く走ります。これよりインパクトのあるオープニングを見たことがありません。そして残念ながら、ああいう大人にもなれませんでした。
f(^。^)
● 009が言います「でも博士。あの飛行機は絶対安全のはず・・・」、それを制してギルモア博士がこう言います。「009、この世の中に絶対と言うことはあり得んのじゃよ」
子供心になるほどと思ったことをよく覚えています。絶対の技術を持っていると思っている博士がそう言ったからなおさら。それから今まで、いろいろなシーンで40回ぐらいこの台詞に思い出し、その度に納得しています。
※ネットで調べるとこれは第4話、宇宙魔人に登場するみたい。
● 009を助けに駈け寄る003。その姿を見て、その走れる足を見て敵(足が悪いか、足がない)が憎むシーン。自分も走れる当たり前と思っている足が、実はそうではない人がいること。そしてそのことで怨まれることがあることに驚きました。
※調べてもどのエピソードなのか不明。2話 Xの挑戦ではないみたいだけど。





● 009(島村ジョー、日本人の母と外国人の父との間に生まれたハーフ):田中雪弥
● 001(イワン・ウイスキー、ロシア人):白石冬美
● 002(ジェット・リンク、シチリア系アメリカ人):石原良
● 003(フランソワーズ・アルヌール、フランス人):鈴木弘子
● 004(アルベルト・ハインリヒ、ドイツ人):大竹宏/内海賢二
● 005(ジェロニモ・ジュニア、アメリカ・インディアン):増岡弘
● 006(張々湖(ちゃん ちゃんこ)、中国人):永井一郎
● 007(グレート・ブリテン、イギリス人):曽我町子
● 008(ピュンマ、アフリカ人):野田圭一
● ギルモア博士:八奈見乗児

 




● プロデューサー:小泉美明(テレビ朝日)、飯島敬、鈴木武幸(東映)
● 原作:石森章太郎
● 音楽:すぎやまこういち
● アニメーション・キャラクター、総作画監督:芦田豊雄
● メカニック設計:サブマリン
● 監督:高橋良輔
● 総作画監督補:酒井明雄
● 特殊効果:柴田睦子




サイボーグ009
( オムニセブン )

 
 




● サイボーグ009 劇場版(第1作)
● サイボーグ009 怪獣戦争 劇場版(2作)
● サイボーグ009 テレビシリーズ(第2作)
● サイボーグ009 超銀河伝説 劇場版(第3作)
● THE CYBORG SOLDIER
● 2012 009 conclusion GOD’S WAR -サイボーグ009完結編
● 009 RE:CYBORG

  

 

 




2稿:2010年09月02日、テレビの悪足掻き
初出:2005年03月21日、テレビのまわし者