★ どれ味 銀座店【写真なし】

お好み焼きの店、どれ味 銀座店の2005年07月のレポートです

案内

マヨネーズ・パフォーマンスが有名、お好み焼き・もんじゃの店。

地図

既に閉店

感想

銀座、まいう~

前日に放送されてた《 石塚英彦&パパイヤ 大東京!秘密の裏メニュー食べまくり大作戦 》。吃驚したのは「石ちゃんは実はネギ嫌い!」と、このお店でした。

山芋の生地って美津の(道頓堀)みたい、空飛ぶお好み焼きか・・・。ちょうど銀座に来たので寄って見ることに。普段はしない予約をして、早めに店を探します。頼りはグルメぴあ(iモード)の地図。この辺のはずだが、マルゲンって一体どのマルゲンなんだ?一番のランドマーク、ルイ・ビトゥンを見ながら店に電話。なんと場所は自分の立ってるすぐ横でした。
(^_^;

薄暗い階段を降りるとたくさんのモノクローム。取材に来た芸能人達との記念写真です。既に《 でぶや 》メンバーのもありました。時間は90分、次のお客がいるので延長は不可。予約時の約束を再度確認されました。日曜の夜7時、店内はぎっしり。なるほど。

目立つ看板など必要なさそうです。入り口すぐのカウンター席に案内されました。清潔だけど傷だらけ、一体ここで何が始まるというのでしょう?

コテのマジック

一通りの料理が楽しめる《 侍コース 》を注文。まず、付け出し。豆腐の上にキュウリの千切り、ゴマダレがたっぷり。冷たくて気持ちがいいです。

すぐに牛タンが出てきました。牛タンは長い直方体、予め手が加えられているようで、厚さほど丹念に焼かなくても平気のようです。ここでは焼くのはお店(焼き手)の仕事、ちょっと変わっていて、客の後ろから体を伸ばし、焼いてくれます。
二人の間から伸びる長い手、牛タンを見つめる6つの瞳。焼き手は気さくな人のようで、いろいろ話しかけてきます。面倒臭さそうなので、別の話題をKさんへスルーパス、軽くかわしてしまいました。
(^_^;

サラダの後に大型のエビ。まだ透き通った色をしています。ちょっとここからは感動。軽く焼いたと思ったら、コテで首を切り離します。首の殻を器用に除き、中身をコテで鉄板にギュッギュッギュッ。もひとつギュ~~~ッ。

息の根を完全に止めてから、ソースとマスタードをかけます。エビの身はコテで小さく刻み、頭とあわせてできあがり。頭はお煎餅のようにカリカリ、身はしっかりとした歯応え。こんなの初めて、自分では到底できません。カタカタカタカタ、鉄板の上を踊る二本のコテ。大胆にして正確なコントロール、まるでアドリアーノのドリブルのようです。

焼き手はフランキー

次はどれ味ステーキ。サイコロステーキのような肉、実はハラミです。たっぷりと胡麻が塗(まぶ)してあり、肉が見えない程。こまめに裏返してくれます、繊細に動くコテ。熱々をポン酢で頂きました。

鳥肉にトマト、その上に長ネギの千切り。全体を刻みながら焼いていきます。1mはある胡椒ガリガリ器で仕上げ。こ・こ・これは・・・。巧みなフェイントにサポート(笑うこと)ができませんでした。
(+_+)

「焼かれたトマトが鳥肉に合うね」とKさんにパス、それを「子供のような食べ方だ」と焼き手がカット、見事なカウンターを決められました。やはり取り皿の隅に残したネギ、焼き手が見逃すはずはないか。
(^_^;

そして、もんじゃ。鉄板に広げると、しばらくお休みと焼き手は厨房に消えました。考えて見ると焼き手は一対一でお客に付きっ切り、大変そうです。もんじゃが焼き上がる頃、焼き手が再び登場。ハーフタイム終了です。

塩をパラパラ、醤油1に対してソースは2。仕上げに味をつけてました。

「たくさん食べて下さいね」と今度はKさんへパスを出す焼き手。

「私、ネコ舌だから、あまり食べれないんですぅ」

「ネコ舌が鉄板焼きに来ちゃあ…」

見事なクリア。

「昨日、テレビで紹介されてましたよね」

生きのいい話題で私がアシスト。一気に元気を取り戻す焼き手。あのビデオはもう100回見たとか、通りの達人に出たいと思っていたら、本家でぶやの登場で感動とか、今日もさっきまで取材があったとか・・・。確かにここは話題性あるし、絵になるものものなぁ。

さては南京玉すだれ

最後はどれ味天。焼き手も寡黙な人に替りました。ちょっと残念。山芋100%の生地は焼くとふっくら卵焼き風。オムライスのように膨らんだところでハケの時間。ステーキでも切るように細く切り分け、それをひとつひとつ立てていきます。これもオリジナル。真ん中に集まったところで、その上にたっぷりソースとマスタード、そして仕上げはマヨネーズ。立ち上がった焼き手が一歩下がったところから、マヨネーズを発射、きれいに放物線を描き、どれ味天へ。

出た!空飛ぶお好み焼き。

思わず歓声があがります。でもあぁ、もう待てない、丁度良い大きさのどれ味天を一切れ口に。ふっくらした山芋生地の柔らかさ、中まで染み込んだ濃厚ソース。

う~ん、まさにまいう~。

ジョッキ片手にさくさくと食べてしまいました。
(^v^)

でも最後にはさすがに脂っこさが残る感じ。さっぱりするデザートがほしいところです。残り10分でラストオーダー。ロスタイムなしでぴったり終了となりました。

リンク集

どれ味 銀座店 (どれみ) – 銀座/お好み焼き [食べログ]
どれ味 銀座店(銀座/お好み焼き) – Retty
お好み焼『どれ味』銀座店に行ってきました。 – グルメリポート
銀座 お好み焼き どれ味 マヨネーズ・パフォーマンス01 – YouTube


この記事は 2005年07月04日 に 東京つまみ食い に、2010年11月23日に グルメ、なんでも噛んでも にアップしたものです。


Translate »