移転する前の吾妻橋やぶそばです。
案内
浅草から少し離れた隠れ家的なそば屋。昼から冷酒を飲んでしまいました。至福の時でした。
地図
移転後の地図です
感想
浅草も歩き疲れたので、ゆっくりしたいと思い、ちょっと離れた吾妻橋やぶそばに向かいました。中休みもないらしいし、３時くらいなら空いているだろうと考えたからです。
店は雷門から吾妻橋を渡り、アサヒビール本社ビルの前を過ぎずんずん歩きます。かに道楽を横目で見ながら、ちょっと不安になった頃、小さな看板を発見。・・・よかった。
店に入ると、４人がけのテーブルが６個ほど。夫婦連れが一組と、あとはおじさんが４人。なぜかみんな入り口に背を向けて座っています。一番入り口に近い場所に着席。それでも並木藪ほど有名でないからか、落ち着けた感じで和めます。
お勧めの胡麻汁そば（550円）を注文しました。それから冷酒（菊正宗）を。ついに昼間からお酒頼んじゃいました。
～ 菊正宗 ～
菊正宗は300mlのガラスの小瓶で、よく冷えて出てきました。豆が入ったみそのようなつまみが付いてきて、それが冷酒によくあいます。あとで調べてみると、それはそば味噌というのだとわかりました。菊正宗は日本蕎麦にあうのか、蕎麦を食べる前のつまみにあうのか、置いている店が多いようです。
メニューを見ていると、あい焼きというのがありました。聞いてみると鴨肉を焼いたものだとか。奮発してこちらも注文。これが大正解でした。あい焼きは塩と一緒に出てきました。ちょっと付けて食べるとこれがうまい！
油がのった厚く切った肉は、口のなかで汁が広がって、なんとも言えない味です。菊正がぴったりあいます。
お酒もなくなった頃、蕎麦が運ばれてきました。ここのそばクロレラ入りで青いそうですが、確かめ忘れました。酔っ払ってたようです。でも蕎麦はさっぱりしていて、仕上げにはぴったり。それに胡麻汁は、九段一茶庵で食べたものよりも薄味で、そば湯をいれて呑んでも美味しかったです。
いろいろ蕎麦屋を回ってますが、やっと憩うことができました。ふぅ～。
～ 胡麻汁そば ～
2006/10/16写真追加
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