★ 海作 ~ 赤貝のお刺身【写真3枚】

ひとりでも入り易い店が多い浅草。本所吾妻橋の近くに、また一軒お気に入りを見つけました。貝料理の専門店、海作。

案内

国内産の本物の貝にこだわる専門店、多彩な貝料理が安価に味わえる。
味そ玉焼き、昆布焼きがお勧め。

地図

 
 
 
既に閉店
 
 
 

感想

前から気になっていた店、海作へ。貝料理の専門店です。貝なんてお刺し身の端にあるのか、寿司屋のトリ貝、赤貝、ほたて。アサリのみそ汁。あとは旅行に行った時に食べるアワビぐらい。ここではどんな貝が出てくるのでしょう? アンモナイト? 骨貝? 富士壷?
(^^;
 
吾妻橋を渡って業平橋方面へ。吾妻橋やぶそばのある五つ角、なんとその対面でした。いつも近くまで来てたんだ。引き戸2つぶん、小さな店の入り口、中を覗くと4つほどあるカウンター席は埋まってました。ちょっと躊躇(ためら)いましたが、ままよと中へ。すると座敷でもいいかといわれ、ええと答えると、奥に通されました。
 
中は意外に広く、左手前に4人席、右手前には2人席。奥も2人席が2つ。木の衝立(ついたて)で仕切られています。その先にもう1部屋あり、そちらは8人ぐらい座れそうな広さです。
4人席には母親に連れられた女の子(6歳くらい)とおばあちゃん。既にコースメニューを楽しんでいるようです。奥の部屋は予約さてれいるよう、箸が並んでいました。母子3代の隣の席へ。
 
メニューをみると確かに貝ばかり。《 しったか 》《 しろ貝 》って何! 貝って種類が豊富なんだねと隣の女の子、まったくだと感心する私。お刺し身、煮物、焼き物、鍋、一品料理。みな1000円以上でした。安価な店というものの結構高級。
 
一皿はどのくらいの量なのかな。店主の言葉が表紙の裏に。日本では古代の頃から貝を食べていた、もっと貝を食べて生命力を取り戻そう・・・。
でも健康診断では貝や海老、蟹を控えてと言われてしまったが。
(;^_^A
 
様子見で串焼きの盛り合わせと瓶ビールを頼みました。女の子は貝料理がいたくお気に入りのよう、《 眠っちゃうくらいに美味しい 》と微妙な表現をしていました。
 
串焼きの盛り合わせは5本。一片が焼き鳥より大きく、個性的な形をしています。一口ほお張るとその身の厚さ、しっかりとした歯応え、そしてジューシー(なぜ?)なのに驚きます。
何も味付けしてないようですが、どの貝も最後に磯の香りが残ります。ほんのり甘いのが不思議。確かにこれはうまい。お腹が空いてる時に食べるのはもったいないなぁ。
  


~ 串焼きの盛り合せ ~

  
次は赤貝の刺し身と一ノ蔵。料理には結構時間がかかります。生きてるのをその場で捌(さば)いているのかなぁ。出てきた刺し身を見て一言。
 
《 あ、赤い! 》
 
赤貝だから赤いのは当たり前ですが、その赤がテラテラしてます。まるで摘出した心臓のよう。一番大きい切り身をパクリ。マグロの上トロか、松坂牛のステーキか、美味さはそのレベル。でも他の何とも違う、確かにこれは貝の味。日本酒にして正解でした。
 

~ 赤貝のお刺し身 ~

  
隣ではお母さんがコブ焼きというのを注文。なんでも前回とても美味かったらしい。メニューにはないようだけど・・・。女将さんが調理場から戻ってきていうには、台風の影響で値が高騰しているので、止めた方いいとのこと。それを聞いて、ますます食べたいというお母さん。娘がむずかります。
 
《 ママたちが煩(うるさ)くて、落ち着けな~い 》。
 
ひょっとしたら、おまえさんが一番《 おつ 》かもね。
 

~ 夜の海作 ~

 

この記事は 2006年10月02日に 東京つまみ食い にアップしたものです。


リンク集

 
【閉店】貝料理 海作 (かいりょうり かいさく) – 本所吾妻橋/魚介料理・海鮮料理 [食べログ]
 

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