● 織田裕二、松嶋菜々子主演。原作は真保 裕一。ホワイトアウトの感想です。

 

作品紹介

● 巨大ダムを占拠したテロリストの要求は50億円。死んだ親友のフィアンセとダム職員の仲間、そして下流の20万世帯を救うために一人の男が戦いを挑む。

あらすじ

● 日本最大6億立方メートルの新潟県奥遠和ダム。遭難者を発見した富樫は、先輩の吉岡と共に救助に向かう。しかし遭難者をダムに運ぶ途中、吉岡が負傷。応援を呼ぶために下山する富樫だがホワイトアウト(吹雪で発生する白い闇)に巻き込まれてしまう。翌朝吉岡は遺体で発見される。

● 吉岡のフィアンセ千晶がダムに向かう。しかしその途中武装した一団に囚われてしまう。彼らは「赤い月」と呼ばれるテロリスト。ダムは一団にあっさりと占拠してしまう。一方千晶を待つ富樫は辛うじてテロリストから逃れ一人身を隠す。

● 長見署の副署長奥田のもとに、おかしな無線ありとの連絡が入る。テロリストのリーダー宇津木からの要求だ。身代金は50億円。宇津木は悪戯でない証拠に街一帯を停電にしてみせる。長見署に特別対策本部ができ、県警からの捜査官が到着する。しかし本部は宇津木を苛立たせ、ダムの放水を開始させてしまう。

● 放水音を聞き富樫がダムに侵入、その活躍で放水は止まる。犯人達により富樫はダムに閉じ込められてしまうが、ドラフトチューブ(ダムの排水口)を利用し決死の脱出をする。警察に連絡後、富樫は再びダムに向かう。
しかし宇津木は身代金を独り占めし、千晶を連れ逃走。追う富樫を逆にヘリコプターで襲うが、雪崩を利用した反撃に落命する。

感想

● 映画観終わった後、この話は原作が面白いに違いないと思いました。

ダムという特殊な人質をとるテロリストとそれに立ち向かうダム職員。恋人を見殺しにされた恨むフィアンセと彼女を助ける事に命をかける男。妻と娘の敵を討つためにテロリストの仲間になり、密かにチャンスを狙う男。警察だけでなく、仲間をも同時に騙し続け身代金を独り占めするテロリストリーダー。

どれも設定が面白く、映画では時間がなく語られなかったエピソードが一杯ありそうだったからです。早速読んでみましたが、でも原作もストーリーはほとんど同じでした。

映画の出来というと、残念ながら★★★☆☆(★3つ)です。各シーンのテンポが悪く、緊張感をなくしてしまっている感じでした。それから話がしっかりし過ぎちゃって、どうなっちゃうんだろうという心配さ(不安定さ)がないのもいけないのかも。


薀蓄

● 長見署の副署長奥田がいい味です。県警から捜査官が来ると本部から蚊帳の外の彼ですが、紙一枚にメモを取り犯人の真の目的を突き止めます。やっぱり地道にやる人にはかないません。

資料

● 監督 / 若松節朗
● 原作 / 真保裕一
● 脚本 / 真保裕一
● 音楽 / ケンイシイ他

♂ 富樫輝男 / 織田裕二
♀ 平川千晶 / 松嶋菜々子
♂ 宇津木弘貴 / 佐藤浩市
♂ 吉岡和志 / 石黒賢
♂ 笠原義人 / 吹越満
♂ 奥田勲 / 中村嘉葎雄
♂ 岩崎吉光 / 平田満

2000年、東宝

【 Youtube 】『ホワイトアウト(2000)』 予告篇 – YouTube

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参考

ホワイトアウト (小説) – Wikipedia

更新履歴

2稿)2016年06月23日、シネマドローム
初出)2001年04月15日、東京つまみ食い