いま観ると別の感想を書くかとは思いますが・・・。2001年当時の「ボクと空と麦畑」の感想です。

 
 

作品紹介

イギリスの女性監督リン・ラムジーのデビュー作。カンヌ国際映画祭で上映され好評を得た。
スコットランドの錆びれた町を舞台に、ナイーブな少年の内面を綴る。

あらすじ

<私の文章力ではとても表現できませんが・・・>

70年代のスコットランド。水路でライアンと遊んぶジェイムズ12歳。しかし悪ふざけをしているうちに、ライアンは溺れ死んでしまう。近所は大騒ぎになるが、ジェイムズは誰にもそのことを言えない。
ゴミ処理場がストライキ、ゴミがあふれ、鼠が徘徊している街グラスゴー。飲んだくれの父と優しい母。姉と妹と5人、ジェイムズは小さなアパートで暮らしている。
そんな中、ジェイムズは年上の少女マーガレット・アンに出会う。不良少年達におもちゃにされているマーガレット。同じような寂しさを感じるアンにジェイムズは安らぎを覚える。ある日、出かける姉を追い掛けてバスに乗ったジェイムズは、麦畑に囲まれた建築中の家を見つける。そこには街とはまるで違う、別世界のような風景が広がっていた・・・

感想

こうゆう映画は苦手です。NHK教育で夕方やっていそうな作品です。
映画は総合芸術といいます。ストーリー、カメラ、音楽が互いに作用し表現する。しかしその手法はともかく、表現するものが私が求めているものとは違ってます。私が求めているものはハラハラドキドキとが、吃驚とか、感動とか、社会批判とかです。私がほしいのは芸術ではなく娯楽です。本当に映画が好きな人から見ると、これも一種の「つまみ食い」なのかもしれませんが。

ワンシーン < ネタばれ注意 >

実はケニーが0ライアンの事件を見ていた事を知り、ジェイムズは自殺してしまいます。意識が遠のく中、麦畑の中の「新しい家」に家族と向かう自分の姿を思うジェイムズ。最後のワンカットで初めてジェイムズの笑い顔を見せます。閉塞感がふっと解ける感じで印象的です

宿題

どうして「新しい家」を父や母がほしがらないのか、今でもわかりません。何か国が補助でもしてくれそうにアンケートを取りに来ますが、居留守を使います。なぜ・・・?

資料

原題:RATCATCHER
コピー:悲しいときはここに来て 麦畑の向こうをながめてごらん。きっと、違う明日にあえるから
監督:リン・ラムジー
脚本:リン・ラムジー
制作:ギャヴィン・エマソン
製作総指揮:アンドレア・カルダーウッド
音楽:レイチェル・ポートマン
撮影:アルウイン・カックラー
編集:ルシア・ズケッティ

ジェームズ・ギレスピー / ウィリアム・イーディー
マーガレット・アン / リアン・マレン
ケニー・ファウラー / ジョン・ミラー

配給:オンリー・ハーツ=日本トラステック
公開:2001年03月31日
上映時間:1時間33分
製作国:イギリス
言語:英語

Ratcatcher – Trailer Shot on 35mm (1999), Cameraman Me Nick J Barret – YouTube


 

本編を観るには・・・

 


 

更新履歴

2稿)2017年07月16日、シネマドローム
初出)2001年04月29日、東京つまみ食い