★ 2016年05月29日 ぼくを見殺しにするのか? 一生後悔するぞ 号


◆ 怖い先生

● ニュースを聞いて驚きました。たったそれだけの事で!?

「 駒大苫小牧高校野球部暴力事件 」

部長が生徒にビンタを3回、それにスリッパで頭を叩いたらしい。それで優勝旗を返還かの騒ぎ。だって体育会系でしょ、今はそうゆう時代なの? 逆に子供達が凶悪事件を起こす理由が、わかったような気がしました。
( でも部長の所業はもっと酷かったことが後に判明 )

私が子供の頃はそんなものではありませんでした。先生はとても怖かった。中でも忘れられない先生がひとり。小学校5年の時のS先生、音楽の担任です。大学を出たばかり、背がひょろりと高くて、黒縁のメガネ。放課後ひとり、姿勢よくピアノを弾き、腹筋の利いた声で歌っていました。この先生が怒ると怖い。

「宿題忘れただとぉ~」
「キョロキョロするんじゅない!」

先生の一言、一言に私達生徒は震え上がっていたのを覚えています。ある日お調子もののA君が先生の逆鱗に触れました。先生は彼の足首を持ち、なんと3階のベランダから逆さ吊り。これにはかなりビビりました。
(=_=;
私はその先生に酷く怒られたことがあります。

● それは歌のテストの時。他の教科は成績を気にしていましたが、音楽、図工、体育は「ふつう」で良いと思っていた私。それが歌ってる顔に出たのか、たまたま先生の機嫌が悪かったのか、S先生は突然怒り出しました。みんなの前でビンタに蹴りでボコボコに。まわりも唖然。私は極々おとなしい、成績もいい方の生徒。怒られたことなどなかったので、痛さよりも驚きが大きく、しばし茫然。みんなに遠巻きに見られながら、席に付く頃には一人泣きじゃっくりました。担任の先生(女性)が来て慰められる始末。悔しさをじっと噛締めました。

● 次の音楽の時間。また歌のテストが始まりました。やがて自分の番に。ピアノの前に進む私。この間の今日、教室全体が張り詰めた雰囲気につつまれます。S先生が私を睨みつけます、目を逸らす事なく睨み返す私。曲が始まっても同じ。歌は少し進むと伴奏のテンポが極端に遅くなったり、早くなったり、変調が入ったり。

「おぉ」

みんなの驚きの声。しかし私は何事もないように歌い続けました、そうS先生を睨み付けながら・・・。
突然、S先生のピアノが止り、立ち上がり、そして言いました。

「よし、100点だ」

今度は打って変わって褒められました。どうやら根性があると言うことらしい。ふぅ~。

● 先生の本心はわかりません。それでよかったのかも不明。でもあの時。それを怒られたと感じ、暴力を思わなかったのはなぜだろう。悔しかったけど、憎しみではなかったのはなぜだろう。あの出来事で小さかった私は何かを学んだような気がしました。今だったら大変な事になっていたんだろうか・・・。

( この話は 2005年08月29日に、東京つまみ食い [ ラーメンとチェコの烏(カラス)]号にアップしたものです )
 


◆ 更新記録 2016年05月15日 ~ 2016年05月21日


◆ タイトルの言葉

● イスラエル映画、「オオカミは嘘をつく」からトロールの台詞。この台詞はラストになるとその本当の意味がわかります。

● 衝撃の結末、大どんでん返し。映画のうたい文句によく使われます。でも観る前に予想外のラストがわかっていると、予想通り予想外の結末になるか、予想外に予想通りの結末になるかになってしまいます。映画の観客動員数には好影響があると思いますが、作品満足度には悪影響が出るような。また、誰々が絶賛、何々を超えたというコピーも同じように両刃の剣になるときが。この映画はこれらの点からも記憶に残る映画になりそうです。
(^^;

● 映画の感想はこちらにアップしましたので、興味の出た方はどうぞ。
  



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